Chicago, Illinois
6度目のアメリカ合衆国。と言うより最近は「ドナルド・トランプ帝国」とでも呼びたい、何かの国。
近年の米国主要空港での入国審査は「APC」システムが導入され、機械で自動化されており、素行に問題なければ昔より待たされず入国可能になり良かったですね。と書きたかったのに、APCをパスしても誘導されるのは入国審査官のブースへ連なる、長蛇の列orz
意味ないだろ・・30分待たされ「観光のクセにお前はシカゴに2週間も、一体何しに来たんだ？」と審査官に詰問されました。
「高層ビルを見るんだ」と言いかけて、そんな理由じゃダメだろうああまた面倒だなと思いつつ、今回も作成した旅程表をバックパックから取り出し、日毎に説明します。
・・どうにかここでS6がオシマイになる事はなさそうですｗ ではシカゴ(Chicago)の風景をどうぞ。
シカゴの玄関口、オヘア国際空港(Chicago O'Hare Intl' Airport)。アメリカン航空とユナイテッド航空がハブ空港に位置づけ、8本もの滑走路を持つ、全米屈指の巨大空港。
ANAも含め国際線到着便はターミナル5に到着しますが※、市内に出るため鉄道を利用しようとすると、駅のあるターミナル2まで、一旦移動せねばなりません。
しかしこの設備の古めかしさは如何なものか・・古いと思ったLAXが超近代的に見えるレベル。ここは昭和かよｗ 平成ももう終わると言うのに(いや関係ないから）
実際ターミナル間を連絡するトランジットシステムには、「古いから作り直します。待っててね」と張り紙が貼られており、仕方なくボロボロのバスに揺られて運搬されるのであった。
※到着はターミナル5ですが、出発はANAはターミナル1、JALだとターミナル3です。ご注意を。
オヘア空港からシカゴ中心地への移動は、CTAトレインのブルーライン(Blue Line)で一直線。
通称'L'と呼ばれるシカゴ市民の足。こいつもニューヨークのSubwayに負けず劣らず、独特の癖というか雰囲気を持つ鉄道でした。専用頁を作り、そこでいろいろ解説しますのでヨロシク。
シカゴの中心部に到着しました。地下駅から地上に上がると、摩天楼の真っ只中。
後述する事になりますが、シカゴでは街の中心地、いわゆるダウンタウンの事を「ループ(Loop)」と呼びます。四方を高層ビルで囲まれるのは、これもニューヨークにも似た感覚。
さて、この街をあっちこっち散策しましょうか・・
って、右のオブジェが気になる・・ 何だ、こいつ？（アウトレイジ的発言）
( ﾟдﾟ )
＿(__つ/￣￣￣/＿ こいつ、生意気だったんで、二次元に、閉じ込めてやったんです・・
＼/ /
ここはシカゴ市民憩いの場、ミレニアム・パーク(Millennium Park)。
人工滝の向こうに複数のシカゴ市民の顔が映し出されるクラウンファウンテン(Crown Fountain)なる、何とも奇妙な芸術作品。
流れでミレニアムパークを散策します。
現代アートな都市シカゴの顔にもなりつつある、その形状からビーン(Bean)と呼ばれるオブジェ。正式名称クラウド・ゲート(Cloud Gate)。
こういうのを見れるから寄ってるというのもありますが、公園ならば公衆トイレくらいはそれなりに整備されてるだろという期待感から来る理由が、正直大きい。
外国の街歩きでトイレがなかなか見つからず、困ってしまう方は、決して少数ではないでしょう。私もその一人。そしてこのシカゴもご多分に漏れず、そうした困った街の一つです・・
日本では地下鉄駅構内等、不特定多数が行き交う公共の場所に必ずトイレがあると言うのに、こちらは全くそんな配慮をしてくれません。
ビルはどこも守衛が待ち構え、よそ者を侵入されてはくれません。市内のコンビニもアウト。では駐車場はどうかというとこれも駄目。何棟か忍び込んでみましたが無駄な行為でした。
パチンコ屋で武装された日本が恋しいｗ 冬は極寒なのに、みんな一体どうしてるんだよ・・
スターバックスでコーヒーを買い、「トイレ貸してください」とお願いした後、「ここにはありません」と無下にされた時の絶望感と殺意と言ったら、何と表現すれば良いのでしょう(；´Д`)
項垂れ彷徨うトイレ難民λ・・写真はその名もシカゴ中心を貫く、シカゴ川(Chicago River)。
ドナルド・トランプ王朝の栄華を誇示し聳える、トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー(Trump International Hotel
& Tower)。
なお彼が持っている不動産は、ラスベガスやニューヨークにも存在し、ここだけではありません。アメリカの高須院長みたいなキャラが大統領になるなんてな・・
今でも不思議な気もします。
まあトイレに関して言えば、さもこういったホテルに宿泊してる感のオーラを出しつつ玄関を潜り、しれっと拝借するのが一番利口なやり方でしょう。
すっきりしたところで、周りに目を向ける余裕というものが出てきました。
「シカゴ建築」。この街は建築家にとって、ビルの博物館のような場所なのだそうです。
実際素人目にも特徴的な建造物がそこかしこに。
見た目に「トウモロコシビル」と呼ばれる、マリーナ・シティ(Marina City)がトランプタワーの近くに鎮座ましてました（ ￣0￣)
ループから北に散策し、この辺はマグニフィセントマイル(Magnificent Mile)と呼ばれる繁華街。
シュッピングにはさして興味はないが、折角なのでシカゴ名物で胃を満たしたいところ。
もう、ここしかないでしょう。訪れたのは魅惑の'PIZZERIA DUE'。
シカゴに来たら、当然シカゴピザ食べるよね(´・ω・｀)
別名「ディープディッシュ・ピザ(Deep Dish Pizza)」、通常のピザに比べかなり肉厚なのが特徴。「もはやタルト」と表現する人もいます。
そして性質上焼き上がるまで、40分ほど待たされるので、ひたすら我慢してください。
食べてみたわかりましたが、生地はクリスピーと言うよりも、死ぬほど硬い。クッキーみたい。
分かりづらいでしょうが、生地とピザソース間に厚いチーズ層が存在してますのでご安心を。
そして一人でオーダーする際は、大食でも一番小さなサイズにしとかないと後悔するでしょう。
アルコールも入り、何だかんだでシカゴを満喫の私。何とかと煙は高い所に登るらしい。
やって来たのは、ジョン・ハンコック・センター(John Hancock Center)なる、台形なビル。
どうやら東京都庁みたいな展望台があるそうです。ちょっと登ってみましょうか・・
「360CHICAGO」と銘打った展望台まで、高速エレベーターで運ばれた後に展開される景色。
摩天楼と地平線、そして東側にはミシガン湖、それぞれの配置具合が絶妙でした。
このビル自体はシカゴで4番目の高さ※なれど、それを全く意識させない存在感。という事より、「この旅もそれなりに記事にできるかも」と根拠なく思え、安堵したのを覚えてます(*´ω｀*)
※シカゴのビルで高い順で言えば①ウィリスタワー、②トランプタワー、③AONセンター、そしてこの④ジョン・ハンコック・センターと続きます。
再びループエリアに戻りました。
さて、こういう街に来たわけですからシカゴのビルを肴に、もう少し遊んでみましょう。
古風なアールデコ調美しいこのビルの名は、シカゴ商品取引所(Chicago Board of Trade)、CBOTと呼ばれ、とある映画の舞台として、知る人ぞ知る存在。
前回の旅では有名アメドラ、ブレイキング・バッド(Breaking Bad)のシーンを、それが撮影されたロケ地にオーバーレイさせて遊んでみました。それを今回もちょっとやってみましょう。
まずはCBOTビルを背にして1枚。場所はビルの北側に南北に延びるSouth LaSalle St.と、東西に走るWest Monroe St.の交点。
実はこの場所で、映画ダークナイト(The Dark Knight)の主要シーンと言える、ジョーカー(Joker)とバットマン(Batman)が対決するシーンが撮影されたんです・・
そう、ダークナイトに登場する架空都市ゴッサムシティって、実はシカゴだったのですね(´・ω・｀)
ジョーカーに対峙しバットマンがバットモービルを走らせ、多分ひき頃そうとしてるアングル。
ダークナイトがブレイクするまで、ジョーカー役と言えばジャック・ニコルソンだったと思います。でも今は誰もがヒース・レジャー(Heath Ledger)だと言うでしょう。
何とも世界は、本当に惜しい役者を失いました・・
バットマン「も」、格好いいぜ（ぉぃ
(ノ∀｀)アチャー、バットマンさん、やっしまいましたなｗ
大体やってる事が中途半端なんですよバットマンって。相手は悪い奴なんだから、頃したいなら迷わず頃せよホトトギス。生け捕りしようとか、もうねｗ 下手に善人ぶっちゃダメ。
（なお写真そのものも、やっしまって失敗）
いいぞもっとやれｗｗｗ（ぉぃ
(*ﾟ∀ﾟ)=3ﾊｧﾊｧ(ちょっと署まで来い
通行人に「何しとるん？」と言われたので説明すると、「マジかよｗｗｗ」と興奮されましてね・・ 「撮る？」と写真の切り取りを提示したら、「撮影させて！」と奪い合いになりました（苦笑
ンモー（植田まさしのおとぼけ課長風）、交差点だからくれぐれも信号には気をつけてくれよな、そしてインスタグラムに似た写真がUPされたら、それは絶対的に俺のツールだからな(ﾟ⊿ﾟ)
などと、シカゴを舞台にお話は暫し続くのであった。
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